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【第125回】カウンティングその2

2017.05.26掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、本日は「カウンティング」の続き。前回はカウントの方法を勉強した。今回から、いよいよその利用法を解説していこうと思う。

☆【ムサシ】☆
楽しみです。まだまだ知らないことが多いです、ローソク足というのはやはり奥が深いですね。

★【小次郎講師】★
日本が生んだ世界に誇るチャートだからね。

☆【ムサシ】☆
世界一の歴史を持っているわけですもんね。

★【小次郎講師】★
さっそく本題に移っていこう。

【1、トレンドの確認】

★【小次郎講師】★
まずはトレンドの確認にカウンティングを使うことができる。

☆【ムサシ】☆
トレンドの確認とは?

【上昇トレンドの基本】
・上昇トレンドは+4を基本とする。+4が出現していない上昇は、まだ上昇トレンドとは言えない。
【下降トレンドの確認】
・下降トレンドは-4を基本とする。-4が出現していない下降は、まだ下降トレンドとは言えない。

★【小次郎講師】★
これがカウンティングにおけるトレンド確認の定義。相場の世界には買方と売方がいて日々戦っている。その勢力は通常五分五分。ところがどこかでバランスが崩れて、買方が優勢になれば上昇トレンドが発生し、売方が優勢になれば下降トレンドが発生する。

☆【ムサシ】☆
ここは今まで教えていただいた通りですね。

★【小次郎講師】★
そのバランスが崩れたところを発見するのがカウンティング。

【上昇のカウント4】
・陽線である。
・終値が前日の終値より高い
・高値が前日の高値より高い
・安値が前日の安値より高い
【下降のカウント4】
・陰線である。
・終値が前日の終値より低い
・高値が前日の高値より低い
・安値が前日の安値より低い

★【小次郎講師】★
特別カウントを除いた、+4,-4のことをカウント4(フォー)という。

☆【ムサシ】☆
特別カウントとは大陽線・大陰線・窓空けのことでしたね。

★【小次郎講師】★
そうだ。その特別カウントは話がややこしくなるので、しばらく忘れておいてほしい。

【基本的カウントの仕方】
・陽線か陰線か?
・終値が前日比プラスか?
・高値が前日の高値より高いか?
・安値が前日の安値より高いか?

★【小次郎講師】★
この計測で+4、-4が「カウント4」。このカウント4の出現で始めて、売方・買方のバランスに変化が生じていることがわかる。

☆【ムサシ】☆
この考え方は日足以外でも同じですか?

★【小次郎講師】★
そのとおり。日足以外では前日と書いたところを前の足と置きかえて読んでほしい。

☆【ムサシ】☆
かしこまりました。

★【小次郎講師】★
バランスの変化を感じることが出来るのがカウンティングということだが、例えば、このケース
20170526小次郎1

★【小次郎講師】★
一見上昇トレンドが発生しているように見える。

☆【ムサシ】☆
違うんですか?

★【小次郎講師】★
よく見るとこの中にカウント4がひとつもない。

☆【ムサシ】☆
確かに。

★【小次郎講師】★
ということはまだ完全に買方有利にはなっていない。

☆【ムサシ】☆
なるほど。ところで上昇トレンド中は全ての足が+4になっているのですか?

★【小次郎講師】★
そんなはずがない。一度上昇トレンドが出来てしまえば、その中のローソク足は+4が多いものの、+4以外にもいろいろなカウントが出てくる。しかし、上昇トレンドなのに+4が出てこないということはありえない。



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