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【第6回】 「MACD!」 後編

2014.07.04

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

【MACDの巻(まき)下】

★[小次郎講師]★
本日も引き続きMACDの話。
本日はいよいよヒストグラム。MACDの完結編だ。

☆[ムサシ]☆
わくわくします。よろしくお願いします。

【ヒストグラムの計算式とその意味】

★[小次郎講師]★
ではいよいよヒストグラム、MACDの3つ目の線だ。
例によって小次郎講師流テクニカル分析学習法の順番で教えよう。

1、計算式を覚える。
2、計算式の意味を理解する。
3、計算式がどこを見ているかを知る。
4、売買サインを学ぶ。
5、それが何故買いサインなのか、何故売りサインなのかを勉強する。

☆[ムサシ]☆
了解。

★[小次郎講師]★
まずは計算式

ヒストグラム=マックディ-シグナル

★[小次郎講師]★
簡単だろ?

☆[ムサシ]☆
簡単ですね。

★[小次郎講師]★
計算式の意味は?それがわかるとヒストグラムが何を見ているかがわかる。

☆[ムサシ]☆
マックディとシグナルの差ですから・・・二本の線の間隔を見てるんですね。

★[小次郎講師]★
そのとおり。なんかに似てないか?

☆[ムサシ]☆
あ、マックディです。マックディは二本の移動平均線の間隔を見てました。

★[小次郎講師]★
ここがMACDのポイント。
実はMACDにはオリジナルのMACDと後から開発されたMACD2とがある。
ヒストグラムはMACD2と呼ばれる。

☆[ムサシ]☆
なんと。Part2だったのですね。

【MACDとMACD2】

★[小次郎講師]★
オリジナルのMACDは2本の移動平均線の間隔の変化から価格トレンドを先読みしたもの。
そしてMACD2は2本の線(マックディとシグナルの2本の線)の間隔の変化からMACDのトレンドを先読みしたもの。

MACD1の図(マックディとは)

MACD2の図(ヒストグラムとは)

★[小次郎講師]★
上の2つの図を徹底的に頭にインプットするとMACDを極められる。

☆[ムサシ]☆
了解。

【ゼロラインクロスの意味】

★[小次郎講師]★
では理解度テスト1、読者も一緒にね。
マックディがゼロになるのはどんな時?

☆[ムサシ]☆
それは勉強しました。
2つの移動平均線(EMA)がゴールデンクロスしたりデッドクロスしたりしたときです。

★[小次郎講師]★
正解。
つまりマックディがマイナスからプラスに変化することが2つの線のゴールデンクロス、マックディがプラスからマイナスに変化することが2つの線のデッドクロスだ。
上の図(マックディとは)の赤い縦線部分がクロスポイントに当たる。

☆[ムサシ]☆
ですね。

★[小次郎講師]★
続いて理解度テスト2、ヒストグラムがゼロになるのはどんな時?

☆[ムサシ]☆
えーと、上の図(ヒストグラムとは)の赤い縦線部分ですね。

★[小次郎講師]★
そうだ。

☆[ムサシ]☆
うーん・・・



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