皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
助手のムサシです。
★[小次郎講師]★
本日は大循環分析の17回目。いよいよ大循環分析も完結する。
☆[ムサシ]☆
ついに完結ですか、うれしいような寂しいような。
★[小次郎講師]★
本日のテーマは早仕掛け・試し玉!
【1、大循環分析の最大テーマ】
★[小次郎講師]★
最後にもう一度大循環分析のテーマを確認する。
入門者が勝ち組になるためのポイントは大相場、わかりやすい相場をしっかりと取るということ。
年に1回あるいは2回誰でも取れる大相場がある。
☆[ムサシ]☆
最近の株式や為替は確かにそうですね。
★[小次郎講師]★
そのとりやすい相場を本来取るべき幅しっかりと取れてますか?というのが大循環分析を使うメインテーマ。
☆[ムサシ]☆
本来取るべき幅とは頭と尻尾は市場に返して、胴体部分ということでしたね。
★[小次郎講師]★
「頭と尻尾はくれてやれ」というのが有名な相場の格言。
大事なので繰り返し説明するが、トレンドの発生は大底ではわからない。
☆[ムサシ]☆
ある程度上昇してから始めてわかります。
★[小次郎講師]★
それが尻尾。そして、トレンドの発生を感じたら買う。
そしてトレンドがある限り持ち続ける。トレンドの終了を感じたら決済するのだが、そのトレンドの終了は天井ではわからない。
☆[ムサシ]☆
ある程度下落してから始めてわかるんですね。
★[小次郎講師]★
それが頭。頭と尻尾は取れない。 とするとトレンドフォロワーの宿命は小さなトレンドでは儲からないということ。
頭と尻尾だけで胴体がほとんどないということだからね。
☆[ムサシ]☆
現在、トレンドフォローの戦略を取っている投資家はたくさんいますが、大きなトレンドに出くわさない限り、満足いく利益は得られないと いうことですね。
★[小次郎講師]★
かといって逆張りではリスクが大きすぎる。
投資家の夢は毎月毎月コンスタントな利益を上げて、年間目標を達成したいというもの。
しかし、それは残念ながら夢。なぜなら毎月毎月大相場がやってきますかということ。プロは年間ベースで利益を上げることを考える。
☆[ムサシ]☆
なるほど、毎月の積み上げではなくて、大相場が来たときにそれをしっかりと取れるかが勝負の分かれ目なんですね。
★[小次郎講師]★
ところがほとんどの投資家は小さなトレンドでなんとか勝とうと四苦八苦しているから、大相場で仕掛けても、あっという間に利益確定してしまう。
だって、そのたいしたことのない利益でも、今年1番の利益だったりするからね。
☆[ムサシ]☆
今まで大相場に出くわしてない人はそうですね。
★[小次郎講師]★
大相場に出くわしたときに、そこをしっかりと取れるかどうかがポイント。そのために有効なのが移動平均線大循環分析。
大循環分析はトレンドがある限り、決済のサインが出てこない。
つまり、大相場をしっかりと取れる。
数銘柄をウォッチしていれば、少なくともそのうちのひとつくらいは1年のうちに大きく上昇する、大きく下降するなんて銘柄がある。
去年は株も上がったし、為替は円安に大きく動いたし、原油やユーロドルの下落は何十年に1回の大相場となった。
ということで、大循環分析を使っている投資家は大きく利益を上げることが出来た。
☆[ムサシ]☆
でしょうね。
★[小次郎講師]★
ところが、そういう大相場は待ち構えていてもなかなかやってこない。 大相場がやってこなければ、利益は小さいか損失になる。
それに平然と耐えて、大相場をぱっくりと取るということが実は勝つためには一番簡単な方法なのだが、実際にはなかなか実行出来る人が少な い。
☆[ムサシ]☆
我慢しきれないんでしょうね。
★[小次郎講師]★
トレードはメンタルだからね。途中でいやになって、大相場が来たときにはエントリーしていないということになる。
☆[ムサシ]☆
ですね。
★[小次郎講師]★
ということで、大循環分析を勉強していくうちに相場の極意が見えてき た。
☆[ムサシ]☆
相場の極意ですか?
★[小次郎講師]★
勝敗は…
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