皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
助手のムサシです。
★[小次郎講師]★
本日は大循環分析の15回目。
取りやすい相場、取りにくい相場を識別する方法だ。
☆[ムサシ]☆
おっ、今回も重要ですね。
★[小次郎講師]★
今まで話したことのまとめに当たる部分、再確認していこう。
☆[ムサシ]☆
よろしくお願いします。
【1、取りやすい相場、取りにくい相場がわかる】
★[小次郎講師]★
大循環分析は取りやすい相場、取りにくいを教えてくれる。
☆[ムサシ]☆
利益をあげやすいところ、あげにくいところということですね。
★[小次郎講師]★
そういうこと。下記チャートをご覧。
★[小次郎講師]★
赤丸のところが安定上昇=買いで取りやすい時期、青丸のところが安定下降=売りで取りやすい時期。
そしてそれ以外、と分類することは前に話した。
☆[ムサシ]☆
覚えています。
★[小次郎講師]★
この特徴をもう一度整理してみよう。
買いで取りやすい時期とは、ステージ1で3本の線が右肩上がり、そして帯の間隔が広がっている。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
売りで取りやすい時期とは、ステージ4で3本の線が右肩下がり、そして帯の間隔が広がっている。
☆[ムサシ]☆
上記図では帯は広がっているというより広い間隔を維持しているというような感じですね。
★[小次郎講師]★
そうだね。
帯の間隔はあるところまで広がるとそれ以上は広がらない。
その後安定上昇・安定下降が続けば、帯はその広い状態をキープすることになる。
つまり帯は広がっているか、広い状態をキープしているかが重要。
☆[ムサシ]☆
上昇時の帯は広くて右肩上がり、下降時の帯は広くて右肩下がりになりますね。
★[小次郎講師]★
そして順行を長期間続ける展開なら、ワンテンポ早く仕掛けることも出来る。
順行でステージ1・4が長ければ最高だ。
☆[ムサシ]☆
押し目買い・戻り売りの典型パターンもありましたね。
★[小次郎講師]★
よく気がついた。
ステージ1・2・1の押し目買いパターン、ステージ4・5・4の戻り売りパターンというのも取りやすい。
☆[ムサシ]☆
三次元分析で分析すれば丸わかりですね。
★[小次郎講師]★
そしてそれ以外のところが取りにくいところ。
相場において、取りにくいところを一生懸命取ろうとする努力ほど報われないものはない。
なら、そこは仕掛けないという勇気が重要。
☆[ムサシ]☆
仕掛けない勇気ですか。
★[小次郎講師]★
そうだ。人間というのは放っておけば仕掛けたくなるからね。
☆[ムサシ]☆
ポジポジ病というやつですね。
★[小次郎講師]★
では取りにくい相場とはどんな相場かをまとめてみよう。
☆[ムサシ]☆
それ以外じゃなくてですか?
★[小次郎講師]★
それ以外というのは後になってわかることなのでね。
その渦中でしっかりとわからなくてはいけない。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
まずは、ステージ1・4が短期間で終了。
そしてステージ2・3、ステージ5・6に長い期間いる。
☆[ムサシ]☆
なるほど、ステージ1・4が長く、ステージ2・3、ステージ5・6が短いというのがトレンドがあるときの特徴ですから、その逆ということはトレンドがないということですね。
★[小次郎講師]★
そして、順行・逆行を短期間で繰り返す相場。
帯の間隔が狭い、帯が横這いというのもトレンドが無い状態。
☆[ムサシ]☆
なるほどなるほど。
★[小次郎講師]★
そしてそういう展開になると3本の線が長期間接近して、ごちゃごちゃっとして、今ステージがいくつか判別が出来なくなる。
☆[ムサシ]☆
あります。そういうこと。
★[小次郎講師]★
ステージが識別しづらいときに無理して識別する必要はない。
なぜなら識別しづらいということがそこでは仕掛けてはいけないというサインだからだ。
☆[ムサシ]☆
先ほどの図の真ん中当たりがそんな相場展開ですね。
★[小次郎講師]★
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