皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
助手のムサシです。
★[小次郎講師]★
本日は大循環分析の10回目。
大循環分析の上級編であり極意に当たる「三次元分析」の5回目となる。
三次元分析を使っての仕掛けについてもう一度整理したい。
☆[ムサシ]☆
お願いします!
【1、大循環分析の仕掛け場が重要な意味!】
★[小次郎講師]★
大循環分析による基本的仕掛け場はステージ1で3本の線が右肩上がりを確認したら買いで仕掛ける、ステージ4で3本の線が右肩下がりを確認したら売りで仕掛けるというもの。
☆[ムサシ]☆
そこはもう頭に入っています。
★[小次郎講師]★
そこが価格変動の中で、最もエッジがあるところ。
ただし、最もエッジがあるからと言って、そこで買えば必ず儲かるというものではない。
☆[ムサシ]☆
トレンドが小さければ、あっという間に終了してしまいます。
利益が取れないばかりか損失になるケースもしばしばあります。
★[小次郎講師]★
そういうこと。
それにも関わらず、入門者に何故、この大循環分析を奨めているかというと、大相場をしっかりと取れるからだ。
☆[ムサシ]☆
失礼ですが、大相場なら誰でもとれるのでは?
★[小次郎講師]★
そうかな?初心者は難しい相場を一生懸命取ろうとして苦労している。
それに対して、大相場に出会わすとそれをほんのちょっとしか取れない。
☆[ムサシ]☆
なるほど。そういうところありますね。
ちょっと利益が出ると大喜びで利益確定しちゃいますからね。
★[小次郎講師]★
そう。そして、一度利益確定するとそれから再度仕掛けるということが出来ない。
たとえば買いである程度利益を取ったとする。
相場はまだ上がっている。みんな思うのは「もう一度下がってきたら買いたいな」ということ。
自分が利益確定した価格よりはるかに高いところでもう一度買える人はいない。
☆[ムサシ]☆
そりゃ、いないです。
★[小次郎講師]★
ということは大相場に出会わしても、結果的にはたいした利益はとれない。
実はそれがトータルプラスにならない大きな理由。
トータルプラスにするために、難しい相場を見事に取る必要は無い。
そこはプロでもとれないのだから安心していい。
しかし、誰でもとれる相場は本来とるべき利益をしっかりととらなければいけない。
☆[ムサシ]☆
それが一般投資家に出来てないわけですね。
★[小次郎講師]★
そうだ。そして、この大循環分析を使えば、大相場において、本来とるべき利益をしっかりととれる。
☆[ムサシ]☆
本来とるべき利益とは?
★[小次郎講師]★
「頭としっぽはくれてやれ」という有名な相場の格言があるよな。
トレンドの発生は底から価格が上昇して、しばらくしてからでないとわからない。
トレンドの終了は価格がある程度下がってきて始めてわかる。天井で終了を予知出来る人はいない。
つまり頭としっぽはとれないのだよ。
☆[ムサシ]☆
なるほど。その残りの部分をしっかりととれるかどうかが、勝敗の分かれ目なんですね。
そしてそれが大循環分析では出来るんですね。
★[小次郎講師]★
そういうこと。だから大循環分析を使っても、もみあい相場や小さなトレンドしかない時にはとれない。
何銘柄か仕掛けているとそのうち一銘柄くらいは1年の中で大きな上昇、大きな下落がある。
それをとってトータルプラスをとる手法だということを認識しておかなくてはいけない。
☆[ムサシ]☆
なるほど、おっしゃることはよくわかりました。
でも、大きな上昇、大きな下落って、そうはないですから、その他の時期はつらいですね。
★[小次郎講師]★
大循環分析に限らず、全ての手法でトレンドが明確でないときには大きな利益はとれない。
しかも小さな利益さえもとるのは簡単ではない。
☆[ムサシ]☆
確かに。
【2、三次元分析の仕掛けポイント整理!】
★[小次郎講師]★
でももちろん、中級者・上級者はそれを狙う。
ということで、移動平均線大循環分析の上級編「三次元分析」を利用して、大循環分析の中級者・上級者向け仕掛けと手じまいをお教えしたい。
☆[ムサシ]☆
おお、それは楽しみ。
★[小次郎講師]★
ではまず、基本をおさらい。
☆[ムサシ]☆
そこまでは了解です。
★[小次郎講師]★
では3次元分析に乗っ取り「並び順」「傾き」「間隔」に分けて仕掛けどきを整理したい。
まずは「並び順」。
★[小次郎講師]★
続いて「傾き」
★[小次郎講師]★
続いて…
…
…
…