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システムトレードの取引頻度はどのくらい?実際のデータで解説

2025.04.02

システムトレードは本当に高頻度取引なのか?

個人投資家の中には、デイトレードやスキャルピングのような超短期売買を懸念する方もいます。特にシステムトレード(シストレ)が1日中自動で何百回も売買しているのでは?と心配されることも。
実際の取引頻度はどのくらいなのでしょうか?ここでは、2025年1月から3月末までの3ヵ月間(63営業日)のデータを基に解説します。

1日で最も取引頻度が高かったケース

最も頻繁に取引を行ったのは、「マオ AUD/JPY」というストラテジーで、2025年1月17日に9回(片道)の売買を記録しました。この日の取引履歴は以下の通りで、残念なことに1日トータルで11,200円のドローダウンでした。

時間 売買 価格 損益(円)
10:00 96.365
12:00 96.565 -2,000
14:00 96.305
16:00 96.57 -2,650
18:00 96.7
20:00 96.595 -1,050
22:00 96.31
00:00(翌日) 96.86 -5,500
02:00 97.05

※売買差損益のみでスワップポイントを含まず
※FXの1営業日は、通常時間で月曜日 7:10~翌6:55、火曜日~木曜日 7:55~翌6:55、金曜日 7:55~翌6:00

3ヵ月間で最も取引頻度が高いストラテジーは?

2025年1月から3月末までの取引回数が最も多かったのは、「レイヤ USD/JPY」で、208回(片道)の売買を行いました。これは、63営業日で平均すると1日3.3回(208回÷63営業日)という取引頻度です。

3ヵ月間で最も取引頻度が低いストラテジーは?

逆に、最も取引回数が少なかったのは「レナ AUD/JPY」で、3ヵ月間で16回(片道)の売買でした。これは、1日平均0.25回(16回÷63営業日)となり、約4日に1回の取引頻度です。

100ストラテジーの平均的な取引頻度

現在搭載されている100ストラテジー全体では、2025年1月〜3月末までの売買回数は合計7,996回です。これを1ストラテジーあたりに換算すると、

〇 3ヵ月で約80回(7,996回÷100ストラテジー)
〇 1日あたり約1.27回(80回÷63営業日)
つまり、平均すると

1ストラテジーは2日で1往復(新規建玉→決済)程度の取引

を行っていることになります。

 

まとめ

シストレの取引頻度は、スキャルピングのように1日に何十回、何百回も売買するわけではありません。
最も高頻度のストラテジーでも1日9回の取引が最大
平均的なストラテジーでは2日で1往復程度の取引
低頻度のストラテジーは4日に1回程度の取引
したがって、シストレ=超高頻度取引というわけではなく、ストラテジーごとに異なる取引スタイルがあることがわかります。

※本記事のデータは過去の実績に基づいており、将来の取引頻度を保証するものではありません。
※シストレセレクト365 ストラテジー詳細画面のトレード回数は、往復で算出しています。
※本記事の内容は、当社シストレセレクト365の売買頻度についてのもので、他社のシステムトレードサービスやEA等の全てに当てはまるものではありません。

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