★NZドル/円の中期的なトレンドでは、200週線（紫線）の82.266円の攻防となってきた。13週線（赤線）が26週線（青線）や52週線（緑線）をゴールデンクロスしてきた。そのため、トレンド的には上昇トレンドとなっている。確り200週線を上抜けすると、直近高値の2015年12月4日週の高値83.40円が上値節目となる。ほぼ一年ぶりの高値トライとなる。

MACD（パラメータ：12、26、9）では、MACDとシグナルがかい離幅を拡大させながら上昇しており、現在のところは強いトレンドとなっている。一方で、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％K：97.42、％D:94.17とかなり過熱感が出ているので、一旦調整的な動きになっても不思議ではない。

今後の注目点では、強い上昇トレンドを維持しているものの、ストキャスティクスでは急ピッチの上昇に対する過熱感が相当強く一時的な調整局面も予想される。下値では、前週の安値78.87円が意識されやすい。