(WTI原油)
2日のWTI原油は、利益確定の売りと需給の引き締まりを警戒した買いが交錯する中、続伸した。
WTI原油の期近10月限は、前日比0.79ドル高の1バレル=91.01ドルとなった。
北海ブレント原油の期近11月限は同0.98ドル高の95.63ドル。
RBOBガソリンの期近10月限は同3.13セント高の310.38セント。
NYヒーティングオイルの期近10月限は同0.49セント高の468.22セントで引けた。
前日のWTI原油10月限は、序盤に92.29ドルまで上昇した。1日、米中央軍がイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」を標的に攻撃を行ったと発表。米ニュースサイト「アクシオス」は、米軍が停泊中のイラン政府のタンカーを攻撃したと報じた。週末から米国とイランによる攻撃の応酬が続いていることで、中東産原油の供給懸念が高まった。
しかし、その後は連日の上昇を受けた利益確定売りが台頭し、相場は一時88.97ドルまで急落した。ただし、急落後に発表された米国の週間在庫統計で需給の引き締まりが示されると、買い戻しが入り、相場は再び91ドル台半ばまで上昇する場面があった。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計では、原油在庫が前週比450万バレル減少。市場予想の110万バレル減を大きく上回る取り崩しとなり、需給の引き締まりを意識した買いを誘った。また、戻り局面では原油供給を巡る不透明感も引き続き相場を支えた。調査会社ケプラーが2日公表した海運データによると、1日にホルムズ海峡を通航した商品運搬船は4隻と、前日の10隻を下回った。
2日のWTI原油(10月限)は、90.70ドル台(9時32分現在)で推移している。北海ブレント原油(11月限)は95.10ドル台となっている。
WTI原油期近10月限 日足チャート

北海ブレント原油期近11月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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