(WTI原油)
31日のWTI原油は、米国とイランの対立懸念を背景に、86.79ドルまで急反発した。
WTI原油の期近10月限は、前週末比2.36ドル高の1バレル=85.76ドルとなった。
北海ブレント原油の期近10月限は同2.39ドル高の90.49ドル。
RBOBガソリンの期近9月限は同5.29セント安の343.70セント。
NYヒーティングオイルの期近9月限は同13.86セント高の449.53セントで引けた。
週明けのWTI原油10月限は、序盤から買いが先行した。米中央軍は30日、ホルムズ海峡に浮かぶイランのララク島で、海に機雷を散布しようとしていたロケットランチャー2基を攻撃した。これに対し、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」とイラン軍は31日、ヨルダンとアラブ首長国連邦(UAE)にある米軍基地計3カ所に報復攻撃を加えたと発表。30日から31日にかけて米国とイランの対立が再燃したことを受け、原油相場では供給不安を意識した買いが優勢となった。
イラン外務省は、米国とその協力国に「全責任がある」と述べ、武力行使には「断固として対応する」とけん制した。一方、トランプ米大統領は31日、「彼らを強くたたくことになる」と述べ、イランの攻撃に報復する考えを表明した。中東情勢が一段と悪化し、原油供給に影響が及ぶとの懸念が強まったことから、WTI原油10月限は86.79ドルまで上値を伸ばした。
ただ、高値を付けた後は、現時点で実際の原油供給が大きく途絶えているわけではないことが意識され、買いは一服。相場は一時85.10ドル台まで上げ幅を縮小する場面もあった。
1日のWTI原油(10月限)は、86.60ドル台(9時26分現在)で推移している。北海ブレント原油(11月限)は91.00ドル台となっている。
WTI原油期近10月限 日足チャート

北海ブレント原油期近11月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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