(WTI原油)
26日のWTI原油は、3営業日連続の下落。WTI原油の期近10月限は、前日比0.13ドル安の1バレル=82.23ドルとなった。北海ブレント原油の期近10月限は同0.74ドル安の87.84ドル。RBOBガソリンの期近9月限は同6.72セント高の332.01セント、NYヒーティングオイルの期近9月限は同1.62セント高の426.00セントで引けた。
前日のWTI原油先物相場は、中東産原油の供給懸念が後退したことを背景に続落し、一時79.62ドルまで下落した。
WTI原油10月限は、序盤から売りが優勢となった。25日にトランプ米大統領は、イランによる通行妨害が続いていたホルムズ海峡について、機雷を全て除去したと明らかにした。また、ルビオ国務長官は友好国に対し、「当面の間」、米国がイランを新たに攻撃する見通しはないと伝えた。さらに、ロイター通信によると、米国とイランの仲介役を務めるパキスタンのナクビ内相が、イランとの和平協議で「大きな進展があった」と明らかにした。こうした動きを受け、米国とイランの対立が後退し、中東産原油の供給が拡大するとの期待が広がったことから、相場は一時80ドルを割り込む水準まで売り込まれた。
一方、その後は中東情勢の先行きに対する不安が根強く、相場は83.31ドルまで買い戻される場面もあった。26日に公表された海運データでは、25日にホルムズ海峡を通航した商品運搬船が5隻にとどまり、10日間平均の15隻を大きく下回った。また、ウクライナ軍の攻撃により、ロシアの複数の製油所が稼働不能となっていることも相場の支援材料となった。
ただ、取引終了にかけては再び売りが強まり、81ドル後半の水準まで押し戻された。
27日のWTI原油(10月限)は、81.50ドル台(9時42分現在)で推移している。北海ブレント原油(10月限)は87.10ドル台となっている。
WTI原油期近10月限 日足チャート

北海ブレント原油期近10月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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