(WTI原油)
13日のWTI原油は、6営業日ぶりに反落。WTI原油の期近9月限は、前日比2.02ドル安の1バレル=81.25ドルとなった。北海ブレント原油の期近10月限は同1.91ドル安の87.07ドル。RBOBガソリンの期近9月限は同2.57セント安の312.80セント、NYヒーティングオイルの期近9月限は同5.34セント安の425.06セントで引けた。
前日のWTI原油先物相場は、世界的な石油需要の先行き懸念が意識され、一時80.09ドルまで急落した。
WTI原油9月限は、序盤に83.30ドルまで上昇したものの、その後は80.09ドルまで値を崩した。12日に発表された世界石油輸出国機構(OPEC)の月報では、2026年の世界石油需要見通しを日量58万バレル増とし、4カ月連続で下方修正した。同日に発表された国際エネルギー機関(IEA)も、2026年の世界石油需要が日量160万バレル減少するとの見通しを示した。さらに、米エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計では、原油在庫が前週比1740万バレル増加し、市場予想に反して大幅な積み増しとなった。これら一連の統計を受け、世界的な石油需要の先行きに対する懸念が高まり、相場は売り優勢となった。
ただ、その後は中東産原油の供給懸念が根強いことから、相場は一時82.70ドル台まで切り返す場面もあった。フーシ派系のサバ通信によると、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は13日、サウジアラビアのジザンにある国営石油会社サウジアラムコの石油精製施設をドローン(無人機)で攻撃したと表明した。中東地域では、フーシ派による石油関連施設を狙った攻撃が相次いでおり、中東産原油の供給懸念が相場を下支えした。
しかし、取引終盤には81ドル前後まで再び売りが優勢となり、終始上値の重い展開となった。
14日のWTI原油(9月限)は、81.20ドル台(9時40分現在)で推移している。北海ブレント原油(10月限)は87.00ドル台となっている。
WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近10月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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