(WTI原油)
7日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近9月限は、前日比0.89ドル高の1バレル=78.18ドルとなった。北海ブレント原油の期近10月限は同1.06ドル高の83.55ドル。RBOBガソリンの期近9月限は同4.68セント高の298.53セント、NYヒーティングオイルの期近9月限は同2.04セント高の390.24セントで引けた。
週末のWTI原油先物相場は、中東産原油の供給不安が引き続き意識され、一時78.77ドルまで上昇した。
WTI原油9月限は序盤から買いが先行した。イランとオマーンがホルムズ海峡の航路を巡る共同声明の発表に向け、最終段階の協議を進めているほか、イラン国営テレビは6日、米国やイスラエルに関連する船舶の同海峡通航を禁じる計画が国会委員会で協議されていると報じた。対象は「交戦国からの船舶」で、違反した場合には貨物価格の最大20%の罰金を科す方針とされる。
さらに、AFP通信によると、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が暫定政権の軍部隊宿営地をミサイルや無人機で攻撃し、兵士少なくとも58人が死亡した。これに対し暫定政権は「適切な場所と時期」を選んで報復すると表明。フーシ派はサウジ関連船舶を対象に紅海で封鎖を行い、同国タンカーへの攻撃も相次いでいる。こうした情勢を背景に供給懸念が強まり、原油は78.77ドルまで買い進まれた。
ただ、その後は週末要因による持ち高調整や利益確定売りが出て、一時76.70ドル台まで上値を切り下げた。それでも中東情勢への警戒感は根強く、再び78.50ドル台まで買い戻されるなど、堅調な地合いが続いた。
週明けのWTI原油(9月限)は、79.43ドルまで続伸した後、78.80ドル台(9時56分現在)で推移している。北海ブレント原油(10月限)は84.40ドル台となっている。
WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近10月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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