(WTI原油)
29日のWTI原油は、急反発。WTI原油の期近9月限は、前日比5.20ドル高の1バレル=84.46ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同6.65ドル高の90.74ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同6.33セント高の339.78セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同21.92セント高の437.01セントで引けた。
前日のWTI原油先物相場は、イランによるミサイル攻撃をきっかけに急反発し、一時85.57ドルまで上昇した。
WTI原油8月限は、イランのミサイル攻撃に関する報道を受け、序盤から大きく上昇した。イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は、ヨルダンに駐留する米軍基地を弾道ミサイルで攻撃。米中央軍は、ミサイルはすべて迎撃したと発表した。これに対し、トランプ米大統領は「(イランを)激しくたたくことになる」と述べ、報復攻撃を警告した。
こうした一連の動きを受け、米国とイランの戦闘終結に向けた協議やホルムズ海峡の航行正常化を巡る不透明感が強まり、中東産原油の供給懸念が再燃した。
また、同日に発表された米国の原油在庫の大幅減少も相場を押し上げた。米エネルギー情報局(EIA)によると、原油在庫は前週比720万バレル減と、市場予想の130万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。在庫は4億0450万バレルと、2018年以来の低水準となっている。
ただし、高値を付けた後は上げが一服し、引けにかけては84ドル台半ばまで上げ幅を縮小した。
7月30日のWTI原油(9月限)は、81.70ドル台(9時10分現在)で推移、北海ブレント原油は87.70ドル台となっている。
WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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