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【海外原油市況】週末のWTI原油は、利益確定の売りによって、1バレル=87.68ドル急落。週明けは、83.10ドルまで大幅続落。

2026.07.27

(WTI原油)
24日のWTI原油は、6営業日ぶりに下落。WTI原油の期近9月限は、前日比2.88ドル安の1バレル=89.31ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同3.91ドル安の96.78ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同10.05セント安の339.59セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同16.10セント安の418.06セントで引けた。

週末のWTI原油先物相場は、利益確定の売りが膨らみ、一時1バレル=87.68ドルまで急落した。

WTI原油8月限は、米国とイランの緊張の高まりを背景に、一時92.83ドルまで上昇した。両国はホルムズ海峡を通過する貨物船の航路を巡って対立し、約2週間前から戦闘を再開。トランプ米大統領はイランに対し、橋や発電所、地下核施設があるとされる中部山岳地帯の破壊を警告した。一方、イラン軍中央司令部は周辺国の石油・ガスや電力インフラへの攻撃で応じる構えを示し、市場では紛争拡大への警戒感が強まった。
さらに、ホルムズ海峡と並ぶエネルギー輸送の要衝である紅海では、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビア関連船舶の往来封鎖を宣言。中東産原油の供給懸念が一段と意識され、相場の押し上げ要因となった。

しかし、その後は利益確定の売りが優勢となり、相場は一時87.38ドルまで急反落した。停滞していた米国とイランの和平協議再開に向け、パキスタンや中国が仲介に動いているとの報道が伝わり、緊張緩和への期待が広がったことが背景にある。
ただ、引けにかけては買い戻しも入り、90ドル台を回復する場面となった。

週明けは米国の攻撃停止やイランの報復休止が伝わり、WTI原油は83.10ドル、北海ブレント原油は89.58ドルまで大幅に続落している。

WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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