(WTI原油)※本日から中心限月を9月限に変更
22日のWTI原油は、4営業日連続の上昇。WTI原油の期近9月限は、前日比2.49ドル高の1バレル=86.83ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同3.06ドル高の94.07ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同0.88セント高の341.47セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同2.22セント高の414.88セントで引けた。
前日のWTI原油先物相場は、イラン情勢の悪化に伴う中東産原油の供給懸念を背景に、1バレル=88.61ドルまで上昇した。
WTI原油8月限は、米国とイランの対立激化を受け、この日も序盤から買いが先行した。トランプ米大統領は、今後イランが原油輸送の要衝であるホルムズ海峡において船舶を攻撃した場合、その都度、橋または発電所を一つずつ破壊すると警告した。一方、イラン側の動きとして、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は20日、サウジアラビア関連船舶の航行を「海上封鎖」すると宣言した。これにより、ホルムズ海峡の代替ルートとして重視されている紅海経由の輸送路、特にバベルマンデブ海峡の通過にもリスクが高まり、相場は一時88.61ドルまで大幅続伸した。
ロイター通信によると、紅海では22日、タンカー4隻が針路を変更し、このうち2隻は新たな目的地としてスエズ運河へ向かったことが船舶追跡データから確認された。これらの動きは、フーシ派によるサウジへの敵対行動を受けたものとみられている。
しかし、高値を付けた後は、持ち高調整や利益確定の売りが優勢となり、相場は85.78ドルまで上値を切り下げる場面も見られた。
7月23日のWTI原油は、87.90ドル台(9時16分現在)で推移、北海ブレント原油は95.50ドル台となっている。
WTI原油期近9月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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