(WTI原油)
21日のWTI原油は、3営業日連続の上昇。WTI原油の期近8月限は、前日比1.68ドル高の1バレル=84.91ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同1.79ドル高の91.01ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同1.69セント高の340.59セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同0.76セント高の412.66セントで引けた。
前日のWTI原油先物相場は、米国とイランの対立激化による中東産原油の供給懸念を背景に上昇し、1バレル=85.80ドルまで直近高値を更新した。
WTI原油8月限は、この日も米国とイランの緊張関係を受け、序盤から買いが先行した。20日にはトランプ米大統領が、先週のイランによる攻撃で米兵に死者が出たことを問題視し、「イランは米兵を殺害するたびに、何倍もの代償を支払うことになる」と強く警告。さらに21日には、イランの主要なウラン濃縮施設であるナタンズ施設付近の「ピックアックス山」を近く攻撃する意向を明らかにし、地政学リスクの高まりが意識された。
一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は20日に、サウジアラビア関連の船舶の航行阻止を宣言。これを受け、サウジを出港していたタンカー2隻が21日に進路を変更し、北方のエジプト・スエズ運河へ向かったと伝えられた。サウジからの原油輸出に支障が生じれば、世界のエネルギー需給が一段と逼迫するとの見方が強まり、相場は一時85.80ドルまで急伸した。
7月22日のWTI原油(9月限)は、84.60ドル台(9時31分現在)で推移、北海ブレント原油は91.50ドル台となっている。
WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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