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【海外原油市況】週明けのWTI原油は、米国とイランの対立による中東産原油の供給懸念を背景に、78.58ドルまで急騰

2026.07.14

(WTI原油)
13日のWTI原油は、急騰。WTI原油の期近8月限は、前週末比6.73ドル高の1バレル=78.14ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同7.29ドル高の83.30ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同18.17セント高の316.63セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同27.03セント高の382.36セントで引けた。

週明けのニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI原油先物相場は、米国とイランの対立による中東産原油の供給懸念を背景に、78.58ドルまで急騰した。

発端は、先週にイランがホルムズ海峡を通航する船舶へ攻撃を行ったことにある。これを受け、週末にかけて米国とイランは攻撃の応酬を展開し、地政学リスクが急速に高まり、週明けのWTI原油8月限は序盤から買いが先行する展開となった。
イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」に近いタスニム通信は、12日に同隊がホルムズ海峡の封鎖を主張したと報じた。一方、トランプ米大統領は13日にSNSで、同海峡は依然として開放されているとしつつ、イランに対する海上封鎖の再開方針を示した。さらに、米国はホルムズ海峡を通過する全貨物船に対し、安全確保の見返りとして20%の対価を徴収する考えを表明した。
こうした米国とイランの軍事的緊張の高まりや、ホルムズ海峡の管理権を巡る対立への警戒感から、中東産原油の供給懸念が強まり、原油市場では買いが加速した。

加えて、ホルムズ海峡の通航量減少も相場上昇に拍車をかけた。ロイター通信によると、13日に公表された海運データでは、同海峡を通過するタンカー数が直近1日で2カ月ぶりの低水準に落ち込んだとされ、供給制約への懸念が一段と強まった。

本日のWTI原油は、80.42ドルまで買い進まれ、前日からの上昇基調を継続している。

WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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