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豪ドル円 112.660円付近 材料難のなか小幅な陰線形成も、日足主要EMA群の上側を維持。スーパートレンドの壁を前に一進一退の攻防

2026.07.09

豪ドル円(AUDJPY)は、現在112.665円付近で推移しています。昨晩から今朝方にかけて注目された米FOMC議事録は市場の想定通りで大きな反応は見られず、本日の日足相場は方向感に欠ける横ばいの展開となっています。日中に発表された中国の6月消費者物価指数(CPI)が市場予想を若干下回ったことで、豪州の主要貿易相手国である中国の景気減速懸念が一時的な重石となったものの、日足の主要移動平均線がサポートとして機能しており、下値の堅さが際立つ推移が続いています。

◆スーパートレンド
現在の価格は、ライン(113.695円)の下方に位置しており、売りシグナルが継続中です。依然として大局のベア(弱気)トレンドに変化はありませんが、足元の価格維持により上値抵抗線との乖離は徐々に縮小しています。
※価格の上下に表示されるラインで、相場のトレンド方向を示す指標です。価格がラインより上ならトレンドが上向き、下ならトレンドが下向きの傾向と判断できます。

◆イベントコメント
朝方のFOMC議事録は波乱なく通過し、日中の中国CPIは弱含んだものの、豪ドル円の下値を大きく売り崩すほどの材料には至りませんでした。本日は豪州国内で主要な指標発表がなく、目先は材料難から明確な方向感が出にくい「小康状態」が続く公算が高いと考えられます。ただし、今朝方から急浮上している中東の地政学リスク(米軍によるイランへの再攻撃報道等)に伴う、クロス円全体への突発的なリスクオフの円買い圧力には引き続き警戒が必要です。

 

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