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【海外原油市況】1日のWTI原油は、中東産原油の供給懸念の後退を背景に67.92ドルまで下落。本日は、67.72ドルまで安値を更新。

2026.07.02

(WTI原油)
1日のWTI原油は、続落。WTI原油の期近8月限は、前日比0.92ドル安の1バレル=68.58ドルとなった。北海ブレント原油の期近9月限は同1.38ドル安の71.57ドル。RBOBガソリンの期近8月限は同5.03セント高の294.52セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は同1.12セント安の321.79セントで引けた。

昨日のWTI原油は、中東産原油の供給懸念の後退を背景に下落し、一時67.92ドルまで値を下げた。

WTI原油8月限は、序盤から売りが先行した。ロイター通信によると、米国とイランは6月30日夜、戦闘終結の覚書に基づき、カタールの首都ドーハで間接協議を開始。ホルムズ海峡の扱いなどを巡り議論が行われると報じられた。さらに、トランプ米大統領が協議の行方に楽観的な見方を示したと伝えられ、この日も売りが優勢となった。

その後、米国の週間在庫統計や石油輸出国機構(OPEC)プラスによる増産観測も相場の圧迫要因になると、相場は67.92ドルまで下落し、直近安値を更新した。
この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計では、原油在庫は380万バレル減と、市場予想の450万バレル減を下回った。ガソリン在庫は230万バレル減と、市場予想の100万バレル減を上回る減少となった。一方、ディスティレート(留出油)在庫は250万バレル増と、市場予想の50万バレル減に反して積み増しとなった。
このような弱気な内容の在庫統計を受け、相場はじりじりと下げ幅を拡大した。
さらに、市場ではOPECが5日に開催する会合で、加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が8月も原油生産量の引き上げで合意する公算が大きいとみられており、供給拡大への見方も相場の重しとなった。

7月2日のWTI原油は、前日の軟調地合いを維持して67.72ドルまで安値を更新している。北海ブレント原油も70.90ドルまで下落して71ドル割れとなっている。

WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近9月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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