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【海外原油市況】週明けのWTI原油は、米国とイランの対立を警戒する動きを背景に、71.15ドルまで上昇

2026.06.30

(WTI原油)
29日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近8月限は、前週末比1.52ドル高の1バレル=70.75ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同1.16ドル高の73.15ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同10.43セント高の306.14セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同12.35セント高の333.17セントで引けた。

週明けのWTI原油は、米国とイランの対立を警戒する動きを背景に、71.15ドルまで上昇した。

WTI原油8月限は、序盤に70.97ドルまで上昇した後、69.32ドルまで下落した。27日に米国とイランが互いに攻撃する動きとなったことから、相場は取引開始直後に急伸した。しかし、その後は米・イラン両国が攻撃停止で合意。さらに、30日には、戦闘終結に向けた覚書に基づく協議が行われる見通しとなったため、相場は急反落した。

ただし、イラン側は30日の協議を否定しており、米・イランの停戦合意の先行き不透明感が再燃。これを受けて買いが優勢となり、相場は71.15ドルまで再び上昇した。

高値をつけた後は、ホルムズ海峡経由の中東産原油の供給回復への期待から、引けにかけて70ドル台半ばまで上値を切り下げた。
LSEGの海運データによると、29日にサウジアラムコはラスタヌラ港で、積載能力200万バレルの大型タンカー1隻の荷積みを実施。このほか、大型タンカー3隻が週末に出港した。さらに、イランは米国による60日間の制裁免除を受けて、原油輸出を加速させているという。

6月30日のWTI原油は、70.20ドル台(9時42分現在)、北海ブレント原油は73.50ドル台で推移している。

WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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