(WTI原油)
24日のWTI原油は、3営業日連続の下落。WTI原油の期近8月限は、前日比2.87ドル安の1バレル=70.34ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同3.34ドル安の73.74ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同7.72セント安の288.18セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同2.16セント高の317.62セントで引けた。
前日のWTI原油は、中東地域の供給不安の後退を背景に続落し、一時69.63ドルまで下落した。
WTI原油8月限は、序盤から売りが先行。米国とイランの戦闘終結に向けた最終合意への期待が高まる中、ホルムズ海峡を経由する原油輸送量が拡大しており、中心限月の清算値ベースではイラン戦争直前の2月27日以来、約4カ月ぶりの安値水準となった。取引時間中には、一時69.63ドルまで売り込まれた。
23日に米エネルギー省のライト長官が、ホルムズ海峡を経由する原油輸送量について、米イラン戦争開始前とほぼ同水準に回復していると説明。また、立ち往生していた超大型タンカー(VLCC)3隻が同日に同海峡を通過した。データによれば、イラン関連タンカーも引き続き航行しており、米イラン協議の進展を受けて22日には通航量が増加したとされる。こうした輸送正常化の動きが、相場の下押し要因となった。
さらに、トランプ米大統領は同日、SNSで「大手石油会社が調達コストに見合った小売価格の引き下げを行っていない」と批判し、司法省に調査を指示したと表明。この発言も原油相場の売り圧力を強めたとみられる。
6月25日のWTI原油は、70.00ドル台(9時34分現在)、北海ブレント原油は73.30ドル台で推移している。
WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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