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【海外原油市況】23日のWTI原油は、中東産原油の供給拡大観測を背景に、一時72.48ドルまで下落

2026.06.24

(WTI原油)
23日のWTI原油は、続落。WTI原油の期近8月限は、前日比0.65ドル安の1バレル=73.21ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同0.82ドル安の77.08ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同2.80セント安の295.90セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同6.15セント高の315.46セントで引けた。

前日のWTI原油は、中東産原油の供給拡大観測を背景に、一時72.48ドルまで下落した。

WTI原油8月限は、序盤に74.45ドルまで上昇した後、72.48ドルまで値を崩した。22日、米財務省は対イラン制裁を8月21日まで一時的に緩和し、イラン産原油の販売などを容認すると発表。さらに、ベセント財務長官はX(旧ツイッター)で、イランがホルムズ海峡の「自由で開かれた通航」を確約し、国際原子力機関(IAEA)の査察官受け入れにも応じたと指摘した。加えて、23日にはトランプ大統領がSNSで、22日に「ホルムズ海峡から1900万バレルの石油が出荷された」と主張した。こうした一連の動きを受け、中東産原油の供給拡大観測が強まり、相場の売り圧力となった。

ただ、売りが一巡した後は73ドル台まで買い戻されるなど、下値を探る展開となった。米国の戦略石油備蓄(SPR)は19日時点で、1983年6月以来、約43年ぶりの低水準を記録している。また、24日に発表される米国の週間在庫統計では、原油在庫が前週比450万バレル減少するとの予想。ガソリン在庫は60万バレル減、中間留分在庫も50万バレル減と見込まれており、原油・石油製品の在庫取り崩しによる需給逼迫への懸念が意識された。

6月24日のWTI原油は、72.70ドル台(9時48分現在)、北海ブレント原油は76.60ドル台で推移している。

WTI原油期近8月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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