ポンド円(GBPJPY)は、現在212.70円付近で推移しています。昨日の日中は214.08円まで上昇する場面があったものの、欧米時間に入ると一転して激しい売りに押され、一時212.35円まで急落。213円まで戻して引けるも本日は陰線を形成しています。昨日のBOE(英中銀)金融政策決定会合では政策金利が市場予想通り3.75%に据え置かれましたが、同時に発表された雇用統計がほぼ予想通りだったことや、今週のFOMCでのタカ派姿勢を受けたグローバルなドル高・クロス円の下落圧力、さらに本朝発表の英GfK消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこともポンドの重石となり、下値模索の展開を強めています。
◆スーパートレンド
価格はライン(216.41円)の下方に位置しており、売りシグナルが継続しています。直近の急落によってラインとの乖離が再び約3.63円まで拡大しており、中長期的なダウントレンドの支配力が完全に復活した形です。
◆イベントコメント
昨日のBOEの3.75%据え置きと雇用統計通過による材料出尽くし感、そして日本の消費者物価指数の予想通り着地による無風通過を経て、市場の関心は英国内の景気減速懸念へとシフトしています。本朝のGfK消費者信頼感指数の下振れに続き、この後15時には重要マクロデータである「英小売売上高」の発表を控えており、今週の米FOMCのタカ派余韻によるドル高・円高地合いが続く中、英小売指標がさらに悪化するようであれば、ポンド独自の売り(下落トレンドの加速)に拍車がかかるリスクに警戒が必要です。
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