(WTI原油)
17日のWTI原油は、5営業日ぶりに上昇。WTI原油の期近7月限は、前日比0.74ドル高の1バレル=76.79ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同0.59ドル高の79.55ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同2.91セント高の290.96セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同2.44セント高の319.46セントで引けた。
前日のWTI原油は、米国とイランの戦闘終結に関する覚書の署名式を19日に控える中、トランプ大統領の発言をきっかけに、一時80.03ドルまで上昇した。
WTI原油7月限は、週明けからの下落基調を維持し、欧州取引時間帯には74.59ドルまで下落して直近安値を更新した。しかし、その後はトランプ米大統領による覚書に関する発言を受け、相場は80.03ドルまで反発した。
同氏は、19日に署名式が行われる覚書について、「(イランとの戦闘終結に関する)覚書は最終決定ではなく、内容が気に入らない場合は爆撃を再開する可能性がある」と述べた。この発言により、連日売り込まれていた原油相場は買い優勢へと転じた。
また、この日発表された米国の原油在庫の減少による需給引き締まり観測も、相場を押し上げる要因となった。日本時間23時30分に発表されたEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計では、原油在庫が前週比830万バレル減となり、市場予想の460万バレル減を上回る取り崩しとなった。
ただし、高値をつけた後は、覚書の署名式後にホルムズ海峡の開放が予定されていることから、中東産原油の供給拡大見通しが圧迫要因となり、75.50ドル前後の水準まで売り直された。
6月18日のWTI原油は、75.90ドル台(9時32分現在)、北海ブレント原油は78.70ドル台で推移している。
WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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