(WTI原油)
16日のWTI原油は、4営業日連続の下落。WTI原油の期近7月限は、前日比4.70ドル安の1バレル=76.05ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同4.21ドル安の78.96ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同6.67セント安の288.05セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同9.63セント安の317.02セントで引けた。
前日のWTI原油は、中東産原油の供給拡大見通しを背景に、75.52ドルまで大幅に続落した。
WTI原油7月限は、週明けからの下落基調を維持し、米国取引時間帯に75.52ドルまで下落し直近安値を更新した。この日、米政府高官は、15日にトランプ米大統領、バンス副大統領、イランのガリバフ国会議長が、戦闘終結に関する覚書に署名したと明らかにした。覚書には、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡の通行料を60日間無料とする内容も含まれている。19日の署名式後には、同海峡が開放される予定となっている。
これを受けて、中東産原油の供給拡大観測が強まり、連日の売り要因となった。
また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は関係者の話として、米国がイランに対し石油および燃料の販売を直ちに認める方針だと報じた。これにより、イラン産原油の供給増加が意識され、相場の売り圧力を一段と強めた。
6月17日のWTI原油は、76.50ドル台(9時19分現在)、北海ブレント原油は79.40ドル台で推移している。
WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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