(WTI原油)
15日のWTI原油は、3営業日連続の下落。WTI原油の期近7月限は、前週末比4.13ドル安の1バレル=80.75ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同4.16ドル安の83.17ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同10.26セント安の294.72セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同13.79セント安の326.65セントで引けた。
週明けのWTI原油は、米国とイランの戦闘終結およびホルムズ海峡の開放合意を受け、79.70ドルまで大幅に続落した。
WTI原油7月限は、序盤から売りが先行し、79.70ドルまで下落して直近安値を更新した。日本時間15日朝、米国とイランは戦闘終結に関する覚書への合意を発表。19日にスイスで署名式を行った後、ホルムズ海峡の開放を履行する見通しとなっている。これにより、中東産原油の供給拡大が見込まれ、原油相場は一段と下落した。
ただし、安値をつけた後は反発し、相場は81ドル台半ばまで買い戻された。両国による核協議の難航が予想されていることや、供給拡大に対する懐疑的な見方が根強いことが要因に。ペルシャ湾沿岸の産油インフラは今回の戦闘で損傷しており、国際エネルギー機関(IEA)の試算では、5月時点で同地域からの供給は1日当たり約1440万バレル減少している。戦闘前の水準まで回復するには時間を要するとの見方が広がっている。また、イランの体制転換を掲げていたイスラエルは、トランプ米大統領の決断に失望しており、カッツ国防相はレバノンから部隊を撤退させない意向を表明している。今後、イスラエルがレバノンへの攻撃を再開した場合、米国とイランの戦闘終結に影響が及ぶ可能性が懸念される。
6月16日のWTI原油は、81.20ドル台(9時42分現在)、北海ブレント原油は85.50ドル台で推移している。
WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
📌 相場分析を「読む」から「活かす」へ
本記事では、原油市場の現状や注目ポイントを解説しましたが、
実際の投資判断では「いつ・どこで・どう行動するか」が重要になります。
フジトミ証券の投資助言サービスでは、
テクニカル分析を中心に、相場環境に応じた売買判断の考え方や注目水準を、
日々わかりやすくお伝えしています。
✔ 相場の方向性が分からず迷ってしまう
✔ エントリーや手仕舞いの判断に自信が持てない
✔ 分析はできても、実際の行動につながらない
このようなお悩みをお持ちの方は、
ぜひ一度、投資助言サービスの内容をご確認ください。
👉 フジトミ証券 投資助言サービスの詳細はこちら
https://www.fujitomi.co.jp/advice/service/
※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
関連記事


