(WTI原油)
12日のWTI原油は、続落。WTI原油の期近7月限は、前日比2.83ドル安の1バレル=84.88ドルとなった。北海ブレント原油の期近8月限は同3.05ドル安の87.33ドル。RBOBガソリンの期近7月限は同5.16セント安の304.98セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は同10.87セント安の340.44セントで引けた。
週末のWTI原油は、米国とイランの和平合意への期待感から、83.20ドルまで続落した。
WTI原油7月限は、序盤から売りが先行し、83.20ドルまで直近安値を更新した。11日にトランプ米大統領がイランへの再攻撃を中止して以降、相場は下落基調となり、この日も売りが継続した。
しかし、その後は米国とイランの和平合意に対する不透明感から買い戻しが入り、相場は87.23ドルまで上昇した。12日にはイランのメヘル通信が、米国との覚書にホルムズ海峡の開放や、米軍による対イラン海上封鎖の解除、イラン周辺からの部隊撤収など、14項目が含まれる見通しと報道。さらに「最終交渉」として核および経済問題を協議する一方、ミサイル開発は議題とならないと伝えた。
この報道についてトランプ大統領は、「誠意ある交渉という概念が存在しない」とイランを非難し、和平合意に対する懐疑的な見方が台頭した。
ただし、引けにかけては、イラン外務省報道官が米国との覚書について大半で合意し、国内手続きの最終段階に入っていると発言したことで、相場は84.20ドル前後まで再び売り直された。
週明けは、米国とイランの和平合意成立との報道を受け、相場は一時80.25ドルまで急落している。
6月15日のWTI原油は、80.70ドル台(9時28分現在)、北海ブレント原油は83.60ドル台で推移している。
WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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