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【海外原油市況】29日のWTI原油先物は、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉進展への期待を背景に、一時86.35ドルまで下落

2026.06.01

(WTI原油)
29日のWTI原油は、反落。WTI原油の期近7月限は、前日比1.54ドル安の1バレル=87.36ドルとなった。北海ブレント原油の期近7月限は同1.66ドル安の92.05ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同5.85セント安の312.67セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同8.14セント安の353.73セントで引けた。

週末のWTI原油先物は、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉進展への期待を背景に、一時86.35ドルまで下落した。

WTI原油7月限は、序盤から売りが先行した。28日、米国とイランによる60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書に関する「暫定合意」が報じられたことで、相場は合意後から軟調な地合いとなっていた。この日もその流れを引き継ぎ、86.35ドルまで売り込まれた。
また、トランプ米大統領は29日、イランとの戦闘終結に向けた協議について、最終決定を下すためホワイトハウスで会合を開くとSNSに投稿した。市場では、協議が合意に達すれば事実上封鎖されているホルムズ海峡の通航が再開し、中東産原油の供給不安が解消されるとの見通しから、原油は売られた。

しかし、その後はイラン側が覚書の草案は「確定していない」との認識を示したことで、相場は88ドル台まで下げ幅を縮小した。ロイター通信によると、イランのファルス通信は関係者の話として、トランプ米大統領のイランとの合意の可能性に関する発言を「真実と虚偽が混ざり合っている」と報じた。これを受け、市場では米国とイランの最終合意に対する懐疑的な見方が広がり、相場は下値を切り上げた。

6月1日のWTI原油は、89.60ドル台(9時17分現在)、北海ブレント原油(8月限)は93.10ドル台で推移している。

WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近8月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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