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【海外原油市況】28日のWTI原油先物は、米国とイランの和平合意に関する報道を受け、一時87.11ドルまで急落

2026.05.29

(WTI原油)
28日のWTI原油は、3営業日ぶりに反発。WTI原油の期近7月限は、前日比0.22ドル高の1バレル=88.90ドルとなった。北海ブレント原油の期近7月限は同0.58ドル安の93.71ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同5.15セント高の318.52セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同2.12セント高の361.87セントで引けた。

前日のWTI原油先物は、米国とイランの和平合意に関する報道を受け、一時87.11ドルまで急落した。

WTI原油7月限は、序盤に米国とイランの和平交渉の難航が警戒され、92.52ドルまで上昇した。この日、イランのタスニム通信は、精鋭軍事組織「革命防衛隊」がホルムズ海峡で米国タンカーの通過を阻止したところ、米国から攻撃を受けたと報じた。これに対し、米軍は海峡周辺でイランのドローンを撃墜し、南部の地上管制施設を空爆したと伝えられた。さらに、革命防衛隊は報復として米空軍基地を攻撃したと発表。この一連の動きを受け、米国とイランの対立激化への警戒感が強まり、相場は買い優勢となった。

しかし、その後は米国とイランの和平合意が報じられると、相場は一転して87.11ドルまで急落した。米ニュースサイト「アクシオス」は、60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、米国とイランの交渉担当者が合意に達したと報道。ただし、トランプ米大統領やイラン最高指導部の最終判断待ちの状況とも伝えられており、この急落は一時的な動きにとどまった。引けにかけては、88ドル台から90ドル台のレンジで売り買いが交錯した。

29日のWTI原油は、88.20ドル台(9時32分現在)、北海ブレント原油は93.60ドル台で推移している。

WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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