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【海外原油市況】27日のWTI原油先物は、米国とイランの和平交渉進展への期待を背景に、一時87.77ドルまで下落

2026.05.28

(WTI原油)
27日のWTI原油は、大幅続落。WTI原油の期近7月限は、前日比5.21ドル安の1バレル=88.68ドルとなった。北海ブレント原油の期近7月限は同5.29ドル安の94.29ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同8.68セント安の313.37セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同11.71セント安の359.75セントで引けた。

前日のWTI原油先物は、米国とイランの和平交渉進展への期待を背景に、一時87.77ドルまで下落した。

WTI原油7月限は、序盤から売りが先行した。ロイター通信は27日に、イラン国営テレビが米国との戦闘終結に向けた覚書の非公式な初期枠組み草案を入手したと報じた。草案では、イランが1カ月以内にホルムズ海峡経由の商業船舶の往来を紛争前の水準に回復させ、米国はイラン周辺から軍を撤収し、海上封鎖を解除する内容とされる。この報道を受け、中東産原油の供給懸念が後退し、相場は87.77ドルまで下落した。

しかし、その後は和平合意を巡る不透明感が根強いことから買い戻しが入り、91.10ドル台まで反発した。トランプ米大統領は閣議で、イランは合意を強く望んでいるものの、米国はなお満足していないとの認識を示した。また、イラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」に近いファルス通信も、未解決の問題が残っていると伝えた。

ただ、引けにかけては再び売りに押され、相場は90ドルを下回る水準まで下落した。

28日のWTI原油は、90.40ドル台(10時10分現在)、北海ブレント原油は96.30ドル台で推移している。

WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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