ユーロ円(EURJPY)は、現在184.860円付近で推移しています。先週末は日本の4月消費者物価指数(CPI)が下振れたことで円売りが入り、ドイツの重要指標(GfK消費者信頼感・Ifo景況感)も予想を上回るなどユーロの底堅さが示されました。週明けの市場では、イラン情勢の早期合意期待からリスクオンの窓を開けて一時185円台まで上昇したものの、その後は買い一巡となり、現在は184円後半での動きになっています。
◆スーパートレンド
現在価格はライン(187.455円)の下方に位置しており、売りシグナルが継続中です。ラインとの乖離は約2.60円と開いており、大局的な下落トレンドの枠組みが依然として上値を抑える強い障壁として意識されています。そのため、中長期的には戻り売り圧力がかかりやすい構造が維持されています。
※価格の上下に表示されるラインで、相場のトレンド方向を示す指標です。価格がラインより上ならトレンドが上向き、下ならトレンドが下向きの傾向と判断できます。
◆イベントコメント
ファンダメンタルズ面では、週明けに伝わったイラン情勢の早期合意期待という地政学リスクの緩和が、リスクオフの円買いを大きく後退させ、週初めの窓開け上昇を演出しました。先週末の独景気指標の好調さもユーロの下値を支えています。ただし、本日はユーロ圏・米国共に主要な経済指標の発表がなく、明確なキッカケがない限りは上値の重い展開が予想されます。

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執筆者情報
重井
フジトミ証券株式会社
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フジトミ証券の投資助言サービスにおいて、商品先物、株価指数、FXを中心に、テクニカル分析に基づいた相場解説および売買判断のフォローアップを担当。
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特に、スーパートレンドを軸とした独自の視点による相場分析に定評があり、マーケットのトレンドを捉えた精度の高い解説を日々発信している。
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