(WTI原油)
19日のWTI原油は、4営業日ぶりに反落。WTI原油の期近7月限は、前日比0.23ドル安の1バレル=104.15ドルとなった。北海ブレント原油の期近7月限は同0.82ドル安の111.28ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同6.45セント安の369.62セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同4.80セント高の416.25セントで引けた。
前日のWTI原油先物は、米国がイラン攻撃を延期したことを受けて反落した。
WTI原油7月限は、序盤に102.12ドルまで下落した。18日にトランプ米大統領が、19日に実施予定だったイラン攻撃の延期を表明したことを背景に、相場は105.21ドルの高値から上値を切り下げる展開となっていた。
しかし、その後はトランプ米大統領によるイラン再攻撃を示唆する発言をきっかけに、相場は一時104.86ドルまで上昇した。
この日、同大統領は記者団に対し、和平合意に至らなければ数日以内に米国がイランへ新たな攻撃を行う可能性があると述べた。また、米政権はイランの外貨両替業者などを対象とした新たな制裁を科したほか、イラン産の石油・石油化学製品を輸送したとして19隻の船舶を封鎖した。
一方、ロイター通信によると、イラン国営メディアはこの日、米国に対する最新の和平提案について報道した。それによれば、レバノンを含む全戦線での戦闘終結、イラン周辺地域からの米軍撤退、さらに米国による賠償金支払いなどが含まれているという。
こうした一連の報道を受けても、米国とイランの和平交渉の合意に対する懐疑的な見方は根強く、WTI原油には買い戻しの動きが見られた。
現在のWTI原油は103.70ドル台(9時44分時点)、北海ブレント原油は110.70ドル台(同)で推移している。
WTI原油期近7月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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