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【海外原油市況】14日のWTI原油先物は、米国とイランによる和平協議の先行きが不透明な状況が続く中、小幅に反発

2026.05.15

(WTI原油)
14日のWTI原油は、小幅反発。WTI原油の期近6月限は、前日比0.15ドル高の1バレル=101.17ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同0.09ドル高の105.72ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同1.30セント安の360.57セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同6.11セント安の390.56セントで引けた。

前日のWTI原油先物は、米国とイランによる和平協議の先行きが不透明な状況が続く中、小幅に反発した。

WTI原油6月限は、序盤に買いが先行し、102.35ドルまで上昇した。この日、インド政府は、オマーン領海を航行中のインド船籍の船舶が13日未明に攻撃を受けて沈没したことについて「容認できない」と非難した。さらに、英海事機関UKMTOは、アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ港沖に停泊していた船舶に部外者が強制的に乗船し、イラン領域に向けて操船していると発表。ホルムズ海峡周辺の治安悪化により、中東産原油の供給不安が続くとの見方から、WTIは買われた。

しかし、その後はホルムズ海峡の船舶通航に関する報道をきっかけに、相場は99.39ドルまで急反落した。イランメディアは、同国が事実上封鎖しているホルムズ海峡で複数の中国船の通航を認めたと報道。また、イラン国営テレビも、中国船かどうかは明確にしていないものの、13日夜から約30隻の船舶がイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の監督下で同海峡を通航したと伝えた。これらの報道を受け、相場は一時マイナス圏まで下落した。

ただ、99.39ドルまでの下落は一時的にとどまり、中東産原油の供給不安が依然として根強いことから、相場は102ドル前後の水準まで買い戻された。

現在のWTI原油6月限は、101.90ドル台(9時54分)、北海ブレント原油7月限は、106.50ドル台(同)で推移している。

WTI原油期近6月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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