(WTI原油)
13日のWTI原油は、4営業日ぶりの反落。WTI原油の期近6月限は、前日比1.16ドル安の1バレル=101.02ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同2.14ドル安の105.63ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同7.90セント安の361.87セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同19.21セント安の396.67セントで引けた。
前日のWTI原油先物は、米国のインフレ懸念を背景とした利上げ観測から、エネルギー需要の鈍化が意識され、4営業日ぶりに下落した。
WTI原油6月限は、序盤に100.56ドルまで下落。その後は、米国とイランの和平交渉の先行き不透明感を背景に買い戻しが入り、持ち直す展開となった。米国時間帯に入ると、国際エネルギー機関(IEA)の月報や米エネルギー情報局(EIA)の週報で、需給の逼迫を示す内容が相次ぎ、相場は103.67ドルまで上昇した。
IEAは、中東紛争の影響により、2026年の世界の石油供給が総需要を満たせない可能性があるとの見通しを示した。また、EIAの週間在庫統計では、原油とガソリンの在庫が市場予想を上回る取り崩しとなった。
しかし、103ドル台への上昇は一時的にとどまり、引けにかけては再び売りが優勢となった。米国のインフレ加速を受けて利上げ観測が強まり、エネルギー需要の鈍化懸念が改めて意識されたためで、相場は101ドル前後まで押し戻された。
同日発表された4月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比6.0%上昇と、3年4カ月ぶりの高い伸びを記録。前日の米消費者物価指数(CPI)に続きインフレ加速を示す内容となり、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が次に利下げではなく利上げに動く可能性を織り込み始めている。
現在のWTI原油6月限は、100.90ドル台(9時10分)、北海ブレント原油7月限は、105.50ドル台(同)で推移している。
WTI原油期近6月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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