(WTI原油)
12日のWTI原油は、大幅続伸。WTI原油の期近6月限は、前日比4.11ドル高の1バレル=102.18ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同3.56ドル高の107.77ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同9.79セント高の369.77セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同19.02セント高の415.88セントで引けた。
前日のWTI原油先物は、米国とイランの和平交渉の難航を背景とした中東産原油の供給懸念によって、一時102.72ドルまで急騰した。
WTI原油6月限は、序盤から買いが先行した。11日にトランプ米大統領は、戦闘終結に向けた提案に対するイラン側の回答について「大規模な生命維持装置を付けている状態だ」と述べ、一時停戦が極めて脆弱な状況にあるとの認識を示した。これを受け、米国とイランの和平交渉の難航が意識され、中東産原油の長期的な供給懸念が強まった。
さらに、この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の短期エネルギー見通しでは、ホルムズ海峡の通航が5月下旬に再開されたとしても、イラン紛争前のエネルギー供給水準に回復するのは早くても2026年後半になるとの見方が示された。これも材料視され、相場は102.72ドルまで買い進まれた。ただ、引けにかけては高値警戒感が強まり、利益確定の売りに押される展開となり、102ドル前後まで上値を切り下げた。
現在のWTI原油6月限は、101.90ドル台(9時23分)、北海ブレント原油7月限は、107.30ドル台(同)で推移している。
WTI原油期近6月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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