(WTI原油)
11日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近6月限は、前週末比2.65ドル高の1バレル=98.07ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同2.92ドル高の104.21ドル。RBOBガソリンの期近6月限は同7.31セント高の359.98セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は同6.95セント高の396.86セントで引けた。
週明けのWTI原油先物は、米国とイランの和平交渉の先行きに対する不透明感を背景に、一時100ドル台まで上昇した。
WTI原油6月限は、序盤から買いが先行し、100.37ドルまで急伸した。ロイター通信は11日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」に近いタスニム通信の報道として、イラン政府が米国の戦闘終結に向けた提案に対し、米軍による海上封鎖の終了や戦闘再開を行わない保証、制裁の解除、石油販売禁止措置の終了などを求めたと伝えた。一方、米テレビによると、この回答ではトランプ政権が求める核開発計画の放棄には触れられていないという。トランプ大統領はSNSで「まったく受け入れられない」と反発した。
この一連の動きを受け、米国とイランの和平交渉進展への期待が後退し、中東産原油の供給懸念が長期化するとの見方から、原油相場は買いが優勢となった。
その後、相場は一時96.13ドルまで下落したものの、再び99ドル台後半まで買い戻されるなど、高値圏での推移が続いた。
現在のWTI原油6月限は、98.40ドル台(9時47分)、北海ブレント原油7月限は、104.70ドル台(同)で推移している。
WTI原油期近6月限 日足チャート

北海ブレント原油期近7月限 日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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