(WTI原油)
29日のWTI原油は、3営業日連続の上昇。WTI原油の期近6月限は、前日比6.95ドル高の1バレル=106.88ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同6.77ドル高の108.03ドル。RBOBガソリンの期近5月限は同18.07セント高の374.11セント、NYヒーティングオイルの期近5月限は同22.75セント高の419.87セントで引けた。
前日のWTI原油先物は、中東産原油の供給懸念の高まりを背景に、清算値決定後に108.60ドルまで上値を伸ばした。
WTI原油6月限は、序盤に98.42ドルまで下落したものの、その後は中東産原油の供給懸念が強まる中で急騰し、108.60ドルまで上昇した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、トランプ大統領が側近に対し、イラン港湾の長期封鎖を見込んだ準備を指示したと報じた。また、市場安定策を協議するため、大手エネルギー企業幹部らとの会合も開いたという。イラン港湾の封鎖長期化により同国の財源を圧迫し、核問題での譲歩を引き出す狙いとみられるが、イランが応じる保証はなく、ホルムズ海峡を巡る両国の対立によって中東産原油の供給懸念が一段と強まった。
さらに、上昇局面では米国の原油・石油製品在庫の大幅減少も相場を押し上げた。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によると、原油在庫は前週比620万バレル減と、市場予想の20万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。ガソリン在庫は610万バレル減、中間留分在庫も450万バレル減と、夏場のドライブシーズンを前に石油製品の在庫も大幅に減少している。
本日のWTI原油6月限は、109.64ドルまで続伸したがが、現在は107.10ドル台(9時38分現在)で推移している。北海ブレント原油6月限は、119.50ドル(同)で推移している。
WTI原油期近6月日足チャート

北海ブレント原油期近6月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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