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【海外原油市況】27日のWTI原油先物は、米国とイランの和平協議の先行き不透明感を背景に、一時97.67ドルまで上昇

2026.04.28

(WTI原油)
27日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近6月限は、前週末比1.97ドル高の1バレル=96.37ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同2.90ドル高の108.23ドル。RBOBガソリンの期近5月限は同2.84セント高の397.47セント、NYヒーティングオイルの期近5月限は同8.73セント高の397.47セントで引けた。

週明けのWTI原油先物は、米国とイランの和平協議の先行き不透明感を背景に上昇し、一時97.67ドルまで値を伸ばした。

WTI原油6月限は、週末に米国とイランの再協議が実現しなかったことを受け、序盤から買いが先行して97.10ドルまで上昇。その後は、一旦94.59ドルまで下落したものの、再び買いが優勢となり、最終的に97.67ドルまで上昇した。

25日、トランプ米大統領はイランとの和平協議を巡り、パキスタンにウィトコフ中東担当特使と娘婿のクシュナー氏を派遣する計画を中止したと明らかにした。
一方、米ニュースサイト「アクシオス」は26日、イラン側が和平協議を巡り、パキスタン経由で米国に新たな提案を行ったと報じた。内容は、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖解除と、米国による湾岸港湾の海上封鎖の終了を先行させ、その後に核問題を協議するというもの。
ホワイトハウスのレビット報道官は27日に、トランプ大統領がこの新提案を巡り国家安全保障担当者と協議したことを明らかにしたが、再協議の実現につながるかどうかは依然として不透明となっている。
ホルムズ海峡の航行も限定的な状態が続いており、中東産原油の供給懸念が長期化するとの見方から、この日の原油相場は買われた。

現在のWTI原油5月限は、96.60ドル台(9時12分現在)で推移している。北海ブレント原油6月限は、108.00ドル(同)で推移している。

WTI原油期近6月日足チャート

北海ブレント原油期近6月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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