(WTI原油)
20日のWTI原油は、急反発。WTI原油の期近5月限は、前週末比5.76ドル高の1バレル=89.61ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同5.10ドル高の95.48ドル。RBOBガソリンの期近5月限は同11.20セント高の311.68セント、NYヒーティングオイルの期近5月限は同14.35セント高の354.09セントで引けた。
週明けのWTI原油先物は、米国とイランの和平協議の先行き不透明感が高まったことを背景に、一時91.20ドルまで急伸した。
WTI原油5月限は、週末に米国とイランの緊張が再燃したことを受け、序盤に91.20ドルまで上昇した。週末に米軍は、イランに対する港湾封鎖を継続する方針を示し、これに反発したイランはホルムズ海峡を再び封鎖した。その後、米軍はアラビア海北部で、封鎖を突破しようとしたイランの貨物船を拿捕した。こうした一連の動きを受けて、米・イラン間の緊張が高まり、和平協議の進展期待が後退。中東産原油の供給懸念が意識された。
ただし、高値をつけた後は、和平協議の行方を見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり、相場は徐々に上値を切り下げ、87.02ドルまで上げ幅を縮小した。下押し局面では、両国による2度目の協議に向けた動きも相場の重しとなった。
この日、米メディアは、イランとの戦闘終結を目指す2度目の協議に出席するため、米代表団を率いるバンス副大統領が21日に仲介国パキスタンの首都イスラマバードへ出発すると報じた。また、イラン側も代表団が21日にイスラマバード入りする方向で準備を進めているとされる。
現在のWTI原油5月限は、88.00ドル台(9時19分現在)で推移している。北海ブレント原油6月限は、94.80ドル(同)で推移している。
WTI原油期近5月日足チャート

北海ブレント原油期近6月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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