(WTI原油)
10日のWTI原油は、反落。WTI原油の期近5月限は、前日比1.30ドル安の1バレル=96.57ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同0.50ドル安の109.27ドル。RBOBガソリンの期近5月限は3.66同セント高の303.73セント、NYヒーティングオイルの期近5月限は同17.54セント安の376.16セントで引けた。
週末のWTI原油先物は、米国とイランの和平交渉の進展が注目される中、95.51ドルまで反落した。
WTI原油5月限は、序盤にイラン情勢の先行き懸念を警戒した動きから、100.42ドルまで上昇した。しかし、その後は週末に予定されていた米国とイランの和平交渉を前に、持ち高調整の売りが優勢となり、95.51ドルまで下落した。
4月11日に、米国とイランがパキスタンの首都イスラマバードで和平交渉を開始する見通しとなっている。イランメディアによると、イランの交渉団は10日に現地へ到着したという。ただし、イランが事実上封鎖する原油輸送の要衝・ホルムズ海峡の管理を巡り、米国とイランの対立は深まっている。こうした中、トランプ米大統領は10日、ホルムズ海峡封鎖以外にイランには「切り札がない」と強調した。市場では、和平交渉の行方を見極めたいとの思惑が強く、結果を前にポジション調整の売りが進み、相場は軟調な展開となった。
しかし、11日の和平交渉は物別れに終わり、週明けには原油価格が急騰。WTI原油は105.63ドルまで上昇し、北海ブレントも103.87ドルまで値を上げている。
WTI原油期近5月日足チャート

北海ブレント原油期近6月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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