(WTI原油)
7日のWTI原油は、3営業日連続の上昇。WTI原油の期近5月限は、前日比0.54ドル高の1バレル=112.95ドルとなった。北海ブレント原油の期近6月限は同0.50ドル安の109.27ドル。RBOBガソリンの期近5月限は0.30同セント安の330.52セント、NYヒーティングオイルの期近5月限は同14.90セント高の447.74セントで引けた。
前日のWTI原油先物は、イラン情勢の一段の悪化が警戒される中、一時117.63ドルまで上昇し、直近高値を更新した。
WTI原油5月限は序盤から買いが先行し、米国取引時間帯には117.63ドルまで上昇した。トランプ米大統領はイランに対し、停戦合意およびホルムズ海峡の開放を米東部時間7日夜(日本時間8日9時)までに求めていた。このような中、7日には米軍がペルシャ湾に浮かぶイランの主要な原油積み出し拠点であるカーグ島の軍事目標を攻撃した。
一方、イランは、米国が同国の橋や発電所を破壊した場合、報復として「米国および同盟国が今後何年にもわたり地域の石油やガスを利用できないようにする」と主張した。こうした一連の動きにより、イラン情勢の悪化を背景とした中東産原油の供給不安が高まった。
しかし、高値更新後は米国とイランの停戦合意に向けた進展期待から売りが優勢となり、相場は109.20ドルまで下落した。ロイター通信によると、イラン政府高官がパキスタンによる2週間の停戦案を前向きに検討していると報じられた。さらに、米・イランの仲介役であるパキスタン首相は、トランプ氏に対し交渉期限の2週間延長を要請した。
その後、日本時間午前7時過ぎには、米国がイランへの攻撃を2週間停止することで合意したとの報道が伝わり、相場は91.20ドルまで暴落している。
現在のWTI原油5月限は、97.50ドル台(9時40分現在)で推移している。
北海ブレント原油6月限は、95.40ドル台(同)で推移している。
WTI原油期近5月日足チャート

北海ブレント原油期近6月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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