(WTI原油)
27日のWTI原油は、大幅続伸。WTI原油の期近5月限は、前日比5.16ドル高の1バレル=99.64ドルとなった。北海ブレント原油の期近5月限は同4.56ドル高の112.57ドル。RBOBガソリンの期近4月限は同11.99セント高の325.01セント、NYヒーティングオイルの期近4月限は同22.21セント高の449.55セントで引けた。
週末のWTI原油先物は、米国とイランの停戦交渉の難航を背景に、中東産原油の供給懸念が一段と強まり、101.24ドルまで上昇した。
WTI原油5月限は、序盤に92.08ドルまで下落した。26日、トランプ米大統領はイランの発電所などへの攻撃の猶予期限を10日間延長すると発表し、停戦交渉についても「極めて順調に進んでいる」と説明した。
しかし、米ニュースサイト「アクシオス」が、米軍が協議の行き詰まりに備え、地上部隊の投入や大規模爆撃を含む作戦を検討していると報道したことで相場は急変し、上昇基調に転じた。報道によると、イランのペルシャ湾にある主要な原油積み出し拠点カーグ島や、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の戦略拠点ララク島の占拠などが選択肢として検討されているという。
さらに、米運輸省海事局は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海とアデン湾を結ぶ要衝バベルマンデブ海峡を航行する船舶を攻撃する恐れがあると警告。こうした一連の動きを受け、中東産原油の供給懸念が一段と高まり、相場は引け前に101.24ドルまで大幅続伸した。
週明けのWTI原油は、103.38ドルまで続伸した後、101.50ドル台(9時36分現在)で推移している。
北海ブレント原油5月限も、116.43ドルまで上昇した後、114.70ドル台(同)で推移している。
WTI原油期近5月日足チャート

北海ブレント原油期近5月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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