(WTI原油)
23日のWTI原油は、急落。WTI原油の期近5月限は、前週末比10.10ドル安の1バレル=88.13ドルとなった。北海ブレント原油の期近5月限は同12.25ドル安の99.94ドル。RBOBガソリンの期近4月限は同31.13セント安の297.49セント、NYヒーティングオイルの期近4月限は同55.24セント安の405.60セントで引けた。
週明けのWTI原油先物は、中東産エネルギーの供給不安が大きく後退したことを受け、一時84.37ドルまで急落した。
WTI原油5月限は、序盤にイラン情勢の悪化による中東産エネルギーの供給懸念を背景に、101.67ドルまで上昇した。週末に、トランプ米大統領が封鎖状態にあるホルムズ海峡を48時間以内に開放しなければイランの発電所を攻撃すると表明した。一方で、イラン軍中央司令部の報道官は22日、攻撃を受けた場合は海峡を「完全に封鎖する」と警告した。こうした双方の動きを受け、週明けのWTI原油は大きく買い進まれた。
しかし、高値をつけた後は利益確定の売りが出て上げは一服。その後、トランプ米大統領がイランとの対立改善に向けて建設的な対話を行ったと表明したことで、中東産エネルギーの供給不安が大きく後退し、WTI原油は84.37ドルまで急落した。
この日、トランプ米大統領は、イランとの対立関係について「完全かつ全面的な解決」に向けて「生産的な対話を行った」とSNSに投稿。さらに、対話継続の意向を示すとともに、イランの発電所などを攻撃する計画を5日間延期したことも明らかにした。
ただし、イラン側が対話の事実を否定したことで、相場は買い戻しの展開となり、一時93.30ドル台まで下げ幅を縮小する場面も見られた。
本日のWTI原油は、一時88.50ドルまで下落した後、10時12分現在90.80ドル台で推移している。北海ブレント原油5月限は、102.20ドル台で推移している。
WTI原油期近5月日足チャート

北海ブレント原油期近5月日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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