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【海外原油市況】25日のWTI原油は、需給の緩み観測を背景に、一時65.12ドルまで下落

2026.02.26

(WTI原油)
25日のWTI原油は、3営業日連続の下落。WTI原油の期近4月限は前日比0.21ドル安の1バレル=65.42ドルで取引を終えた。北海ブレント原油の期近4月限は0.08ドル高の70.85ドルだった。RBOBガソリンの期近3月限は2.00セント高の199.14セント、NYヒーティングオイルの期近3月限は1.29セント安の267.40セントで引けた。

昨日のWTI原油先物は、需給の緩み観測を背景に続落し、一時65.12ドルまで下落した。

WTI原油4月限は、26日に予定されている米国とイランの高官協議を巡る先行き不透明感を受けて、一時66.60ドルまで上昇した。24日の一般教書演説でトランプ米大統領は「世界一のテロ支援国家が核兵器を持つことは決して許さない」と述べ、イランの核兵器保有阻止に向けた強い姿勢を改めて示した。これに対し、イラン外務省報道官は25日、米国の批判に対して「誰も惑わされてはならない」と反発。双方の強硬発言を受け、軍事衝突による中東産原油の供給混乱が警戒された。

しかし、その後、イランのアラグチ外相が「双方の懸案と利益を調整した合意案を策定している。提案に基づき協議を進め、早期合意が可能だ」と強調したことで、軍事衝突への懸念はやや後退。これを受けて、WTI原油は上値を切り下げる展開となった。

さらに、米国取引時間帯に発表されたEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計で、原油在庫の大幅増加が明らかになると、需給の緩みが一段と意識され、65.12ドルまで下値を拡大した。米原油在庫は前週比1600万バレル増と、市場予想の150万バレル増を大きく上回る積み増しとなった。ガソリン在庫は同100万バレル減と、市場予想の60万バレル減を上回る減少。一方、中間留分在庫は同30万バレル増と、市場予想の160万バレル減に反して増加した。

ただ、引けにかけては米国とイランの協議結果を見極めたいとの思惑が広がり、65.50ドル前後まで下げ幅を縮小して取引を終えた。

WTI原油期近4月限日足

北海ブレント原油期近4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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