(WTI原油)
24日のWTI原油は、続落。WTI原油の期近4月限は前日比0.68ドル安の1バレル=65.63ドルで取引を終えた。北海ブレント原油の期近4月限は0.72ドル安の70.77ドルだった。RBOBガソリンの期近3月限は1.78セント安の197.14セント、NYヒーティングオイルの期近3月限は0.87セント高の268.69セントで引けた。
昨日のWTI原油先物は、地政学的リスクに対する警戒感の後退を背景に売りが優勢となり、一時65.55ドルまで下値を切り下げた。
WTI原油4月限は、米国とイランの軍事衝突への警戒感から一時67.15ドルまで上昇した。23日、米国務省は在レバノン米大使館の一部職員および家族に退避を指示した。一方、イランが中国から対艦巡航ミサイルを購入する契約の合意に近づいていると伝えられたこともあり、両国の軍事衝突による中東産原油の供給混乱が警戒された。
しかし、高値を付けた後は軍事衝突への警戒感がやや後退すると、利益確定売りが台頭し、相場は65.55ドルまで反落した。イランのガリババディ外務次官は23日、「事態のエスカレーションを回避するための有意義な措置を講じるよう、平和と正義を求めるすべての国に呼び掛ける」と述べ、緊張緩和に向けた協力を要請した。また、26日に予定されている米国とイランの核開発問題を巡る高官協議について進展期待が広がったことも、相場の下押し要因となった。
ただ、65.55ドルまでの下落は一時的な動きにとなり、引けにかけては26日の高官協議の行方に対する不透明感を背景に買い戻しが入り、66ドル半ばまで水準を切り上げる場面もみられた。
WTI原油期近4月限日足

北海ブレント原油期近4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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