― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
NY金
4日のNY金先物は続伸し、4月物は1トロイオンス4950.8ドルで引けました。直近の急落後の押し目買いに加え、地政学リスクを意識した安全資産需要が相場を下支えしています。
米軍は3日、中東のアラビア海を航行中の米空母「エーブラハム・リンカーン」に接近したイラン製無人機を撃墜しました。レビット米大統領報道官は、軍が適切に対応したとの認識を示すとともに、米国とイランの代表団による協議は6日にも予定通り実施される見通しであると強調しました。一方で、トランプ大統領は軍事力行使を含む多くの選択肢が依然として残されていると述べ、強硬姿勢を崩していません。
こうした一連の発言や軍事的事案を受けて、米国とイランを巡る緊張が再び意識され、市場では地政学的リスクへの警戒感が高まりました。その結果、リスク回避の動きが強まり、安全資産とされる金への需要が増加し、金相場の押し上げ要因となりました。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドのタイムサイクルでは、2月2日に付けた安値4409.05ドルがボトムとなった可能性が高まっています。
前回トップは1月29日の高値5591.73ドルで、25本のサイクルを形成していました。これを踏まえると、今回のボトムは24本で形成されており、ボトム完成後は上昇波に転じていると判断しています。
そのため、目先は上昇基調に転じる可能性が高まっています。
NYプラチナ
NYプラチナ4月限は、前日比35.1ドル安の2173.7ドルで取引を終えました。
時間外取引では、イラン情勢に対する懸念や金相場の堅調さを受けて買いが優勢となりました。欧州時間に入ると上値を伸ばしましたが、買いが一巡した後は上昇が一服しました。日中取引では、予想を上回る米ISM非製造業総合指数や金相場の上げ一服を受けて、利益確定の売りが出ました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクルは、2月2日の安値1890.00ドルがボトムになったと判断しています。
前回トップは高値2920.60ドルで形成され、トップサイクルは22本で完成していました。これを踏まえると、今回のボトムサイクルは24本目となることから、ボトム完成後は上昇波に転じる可能性が高まっています。
目先は10日EMA(2363.07ドル付近)を回復できれば、さらなる上昇期待が高まります。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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