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【海外原油市況】3日のWTI原油相場は、安値拾いの買いに加え、イラン情勢を警戒した動きが強まり、一時1バレル=64.21ドルまで上昇

2026.02.04

(WTI原油)
3日のWTI原油は、3営業日ぶりに反発した。WTI原油の期近3月限は前日比1.07ドル高の63.21ドル、北海ブレント原油の期近3月限は同1.03ドル高の67.33ドル。RBOBガソリンの期近3月限は同4.65セント高の189.79セント、NYヒーティングオイルの期近3月限は同4.95セント高の240.93セントで取引を終えた。

昨日のWTI原油相場は、安値拾いの買いに加え、イラン情勢を警戒した動きが強まり、一時1バレル=64.21ドルまで上昇する場面があった。

WTI原油の3月限は、取引序盤から売りが先行し、欧州時間帯には61.12ドルまで下落した。週末に米国とイランの対立緩和を伝える報道が流れ、中東産原油の供給不安が後退したことから、週明け以降の原油相場は軟調な地合いが続いていた。

しかし、安値を付けた後は、前営業日に4%超下落した反動もあり、値ごろ感からの買いが流入。価格は急速に持ち直し、64.21ドルまで反発した。上昇局面では、イラン情勢への警戒感や、米国とインドの貿易協定合意が支援材料となった。

ロイター通信によると、海事関係者と安全保障コンサルタント会社は3日、複数のイラン砲艦がホルムズ海峡で米国籍のタンカーに接近したと明らかにした。また、米軍はアラビア海で、米空母「エーブラハム・リンカーン」に接近したイランのドローン(無人機)を撃墜したと発表。これら一連の報道を受け、米国とイランの対立再燃への警戒感が強まった。

さらに、米国とインドの貿易交渉が合意に達したことも、国際的なエネルギー需要を押し上げるとの見方につながった。トランプ米大統領は2日、インドのモディ首相と電話会談し、貿易交渉が合意に達したとSNSで表明。米国はインドからの輸入品に上乗せしていた関税を50%から18%に引き下げる一方、インドは米国に対する関税や非関税障壁を撤廃し、エネルギー分野や農産物など5000億ドル超の米国製品を購入するとしている。

WTI原油期近3月限日足

北海ブレント原油期近4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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