(WTI原油)
30日のWTI原油は、4営業日ぶりの反落。WTI原油の期近3月限は前日比0.21ドル安の65.21ドル、北海ブレント原油の期近3月限は同0.02ドル安の70.69ドル、RBOBガソリンの期近2月限 、同0.28セント高の192.28セント、NYヒーティングオイルの期近2月限は、同15.02セント高の273.56セント。
週末のWTI原油相場は、為替市場でのドル動向や利益確定の売りを背景に、一時1バレル=63.64ドルまで急落した。
WTI原油の3月限は、取引序盤から売りが先行し、63.64ドルまで値を崩した。トランプ米大統領が30日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長としてケビン・ウォーシュ氏を指名すると発表したことで、相場の地合いが悪化した。ウォーシュ氏は次期FRB議長候補の中でも相対的に「タカ派」として知られており、今後FRBが利下げに動きにくくなるとの観測が強まった。このため、ユーロを中心に主要通貨に対してドル買いが進み、ドル建てで取引される商品の割高感から原油相場は売られた。また、前日の清算値ベースで約4カ月ぶりの高値水準を付けていた反動に加え、週末と月末が重なったことで、利益確定の売りが出やすい地合いとなったことも下押し要因となった。
しかし、安値を付けた後は、イラン情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給混乱への警戒感が根強いことから、原油は買い戻され、66.11ドルまで反発した。ロイター通信によると、トランプ米大統領はイランについて「合意を望んでいる」との認識を示したという。さらに米メディアは、イランのアラグチ外相が米国との協議再開を巡り、防衛能力に関わる問題は議論の対象とすべきではないとした上で、「論理的で公平であれば、イランは参加する用意がある」と述べたと報じた。
一方、前日には複数の米メディアが、トランプ大統領が核施設やミサイル施設への打撃を含む軍事行動を検討していると伝えており、米国とイランの協議再開への期待が高まる中でも、地政学リスクへの警戒感は根強い。このため原油は買われる場面も見られた。
その後は売り買いが交錯し、65ドルを挟んだ水準でのもみ合い相場が続いた。
WTI原油期近3月限日足

北海ブレント原油期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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