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【海外原油市況】29日のWTI原油相場は、中東の地政学的リスクへの警戒感とドル安基調を背景に、66.48ドルまで直近の高値を更新

2026.01.30

(WTI原油)
29日のWTI原油は、大幅続伸。WTI原油の期近3月限は前日比2.21ドル高の65.42ドル、北海ブレント原油の期近3月限は同2.31ドル高の70.71ドル、RBOBガソリンの期近2月限 、同2.77セント高の192.00セント、NYヒーティングオイルの期近2月限は、同8.07セント安の258.54セント。

昨日のWTI原油相場は、中東の地政学的リスクへの警戒感とドル安基調を背景に上昇し、66.48ドルまで直近の高値を更新した。
WTI原油の3月限は、取引序盤から買いが先行し、米国取引時間帯には66.48ドルまで急伸した。28日には、トランプ米大統領がSNSへの投稿で、改めてイラン攻撃の可能性を警告した。同大統領は、イラン国内での抗議活動を後押しする目的から、治安部隊や指導者への攻撃を検討しているとされる。
現在、米国は空母「エーブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群を中東地域に派遣し、戦闘態勢を強化している。仮に米国が攻撃に踏み切った場合、イランが周辺国へ攻撃を行ったり、ホルムズ海峡を封鎖したりする可能性がある。その結果、日量約2000万バレルに及ぶ原油・石油製品の供給が混乱するとの警戒感が高まっている。こうした中東地域の地政学的リスクが、WTI原油相場の上値を押し上げた。
また、米国の景気や経済政策の先行きに対する不透明感が広がる中、外国為替市場ではドル安基調が続いている。このため、ドル建てで取引される原油には割安感が生じ、買いが入りやすい状況となった。

WTI原油期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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