(WTI原油)
23日のWTI原油は、急反発。WTI原油の期近3月限は前日比1.71ドル高の61.07ドル、北海ブレント原油の期近3月限は同1.82ドル高の65.88ドル、RBOBガソリンの期近2月限 、同3.38セント高の185.10セント、NYヒーティングオイルの期近2月限は、同6.17セント高の242.85セント。
週末のWTI原油相場は、米国とイランの対立に伴う供給不安を背景に上昇し、一時61.36ドルまで急反発した。
WTI原油の3月限は、取引序盤から買いが先行した。その後もほぼ一本調子で上昇し、61.36ドルまで買い進まれた。23日、米財務省は、イラン政府による反政府デモ隊への弾圧を理由に、イラン産の石油および石油製品の輸送に関与する9隻の船舶と、8つの関連企業に対し、新たな制裁を科したとする声明を発表した。さらに22日には、トランプ米大統領がイランに向けて大規模な艦隊を派遣していると表明し、再度の軍事攻撃も辞さない姿勢を示していた。ロイター通信によると、航空母艦や巡航ミサイルを搭載した軍艦が、数日以内に中東へ到着する見通しとされている。
これを受け、米国によるイランへの圧力が一段と強まり、地政学的リスクの高まりによる供給不安が警戒された。
また、カザフスタンにおける供給懸念も相場を下支えした。同国最大のテンギス油田は、火災の影響で18日に操業を停止しており、操業停止は少なくとも1週間から10日程度続く可能性があるとされている。
WTI原油期近3月限日足

北海ブレント原油期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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